秋田で緊急避妊が必要になった時に備えてクリニックの問い合わせ先をチェックしておく

2023/10/29

緊急避妊は最初の72時間が分かれ目！

緊急避妊はいつでもできるわけではありません。緊急避妊は最初の72時間が分かれ目と言われています。それは、卵子が受精してから着床するまでに約72時間かかるからです。

着床とは、受精卵が子宮内膜にくっつくことを意味しており、着床すると妊娠が始まります。緊急避妊は、卵子の受精や着床を阻止して妊娠を回避することを指していますが、着床してしまったら緊急避妊は効果がありません。そのため、性行為の後はすぐに行動することが大事です。

早期にピルを服用すれば十分リスクを回避できる

緊急避妊は、緊急避妊ピルを服用することが一般的です。緊急避妊ピルというのは、ホルモン剤を含む錠剤のこと。性行為後の一定時間内に飲むことで、卵子の排出や受精を抑えたり、子宮内膜を変化させたりして着床を防いでくれます。

緊急避妊ピルは性行為から72時間以内に飲まなければなりませんが、できるだけ早く飲むほうが高い効果が期待できる薬です。早めにピルを服用すれば、十分に妊娠のリスクを回避することができるでしょう。

クリニックに相談して適切なアドバイスをもらう

緊急避妊ピルは市販されておらず、日本では医師の処方箋が必要です。緊急避妊ピルには副作用や禁忌もあります。例えば、吐き気や頭痛、出血などの副作用が起こることがあります。また血栓症や乳がんなどの既往歴がある人や、アレルギーがある人は服用できないため、緊急避妊ピルの服用前は必ずクリニックに相談してください。

クリニックでは患者さんの健康状態やリスクをチェックしてくれるので、他の避妊方法や性感染症の検査なども提案してくれるでしょう。クリニックに相談して適切なアドバイスをもらうことが大切です。

関連記事